
高卒から介護職へ就職する人の中には、就職活動に対して不安を抱えている人が少なくありません。初めての就職活動のため、わからないことばかりであるのが当然です。
例えば、「履歴書はどのような形式であってもいいのか?」「実際に履歴書を書くときに注意することはないか?」「そもそも求人はどうやって探したら良いのか?」など、さまざまな疑問を持っている人がほとんどだと思います。
そこで今回は、「高卒から介護職就職を成功させる履歴書、面接、就活のポイント」について解説します。
就職で成功する履歴書のポイント
高卒から介護職へ就職する場合には、当然ながら就職採用試験を通らなければいけません。特に就職活動の中でも、第一ステップとなる履歴書は大切です。履歴書による書類選考が通らなければ、面接すら受けることができなくなります。
そこで以下に、就職活動を成功させるための履歴書作成のポイントについて記します。
履歴書選び
就職活動時には、最初に履歴書を送付して書類選考を受けなければいけません。基本的に採用までの流れは、「書類選考 → 面接選考 → 内定」というのが一般的です。そのため、就職活動において履歴書は採用されるための第一段階であり、非常に重要なものになります。
そして、一言で履歴書といってもさまざまなタイプのものがあります。
例えば、履歴書の中には、職歴欄のスペースを広く取ってあり、学歴欄には最終学歴しか記載できないような履歴書も存在します。こうした履歴書は、社会人経験が長い転職者には良いでしょう。その一方で高卒の場合、こうした履歴書は不適切です。
高卒の場合、職歴欄に記載することはほとんどないため、職歴欄ではなく学歴欄が広く確保してある履歴書の方が好ましいです。志望動機や自己pr、趣味・特技欄のスペースが大きいもの、もしくは右側を「自己紹介書」としてまとめてある履歴書が良いでしょう。
その他にも、「得意な科目・分野」「自覚している性格」「スポーツ・クラブ活動・文化活動などの体験から得たもの」「特技・アピールポイント」といったスペースが確保されている履歴書は、高卒からの就活に向いています。
このように、高卒から介護職に就職する際の履歴書には、「職歴欄が小さい」もしくは「学歴欄と職歴欄がまとめてある」履歴書で、趣味・特技欄や志望動機、自己pr欄などのスペースが広いものが良いでしょう。
履歴書で書類選考に通るためには、まずは適切な履歴書選びが大切です。
以下に、代表的な履歴書の3つの形を記します。
・学歴、職歴欄が広いタイプ
これは、厚生労働省が推奨している「JIS規格」の履歴書です。学歴・職歴欄が広く確保されており、趣味欄などが省かれています。
基本的な転職時は、このJIS規格の履歴書を使用すれば間違いないでしょう。また、職場によっては履歴書の形式がJIS規格と指定されているところもあります。
ただ、JIS規格の履歴書は職歴がない高卒者には空欄ができやすいため、使用する場合には工夫が必要です。
・最終学歴のみ記入するタイプ
職歴欄が広いのに対して、学歴欄に最終学歴を記入するスペースしか確保されていないタイプの履歴書です。このタイプは、職歴が長い転職者に向いている履歴書になります。
そして、このタイプの履歴書には、「免許・資格欄」に特記事項スペースが確保してあります。そのため、所有している資格について詳しく記載することができ、スキルをアピールすることができるのです。
また、前職場での給与額や希望の給与額、勤務条件、退職理由などを記入するスペースもあります。
・右側を「自己紹介書」としてまとめてあるタイプ
高卒者におススメであるタイプの履歴書です。
左側が「学歴・職歴欄」としてまとめられており、右側には趣味やスポーツ暦、体の健康状態など、自己アピールするスペースが広く確保されています。また、志望動機欄や本人希望記入欄なども自由記入形式となっているため、文章量が調整しやすくなっているのです。
高卒からの就職活動であれば、こうした履歴書を使用すると書類選考で高く評価されやすくなります。
以上に記した3つ以外にも、「自覚している性格欄が設けてあるタイプ」や「携帯電話・メールアドレス欄がある履歴書」「自由記入スペースが広く確保してあるタイプ」など、さまざまなタイプの履歴書があります。
その中から、あなたに合った履歴書を選択することが、書類選考を通過するための第一ステップとなるのです。以下に、高卒者が選ぶべき履歴書のポイントをまとめます。
・学歴、職歴欄がまとめてあり、スペースが広すぎない
・免許、資格欄が小さい
・趣味、特技欄や志望動機欄などが広く確保されている
基本情報のポイント
基本情報は、履歴書の中でも最初に書く部分であり手を抜く人が多いです。ただ、基本情報は適当に書いてしまうと、採用担当者から低い評価を受ける可能性があります。
そうしたことを避けるためにも、基本情報は丁寧に記載するようにしましょう。基本情報を書く際のポイントは以下の3つです。
・誤字脱字をしない
・字を丁寧に書く
・空欄を作らない
そして、それぞれの項目では以下の点に注意するようにしましょう。
・日付
郵送の場合は投函日、直接渡すときは当日の日付を記載するようにしましょう。
・氏名
氏名欄では、「ふりがな」の記載に注意しなければいけません。
具体的には以下のように、氏名のふりがなは「ふりがな」と書いてあれば平仮名、「フリガナ」と書いてあれば片仮名で書くようにしましょう。

・写真
写真は、履歴書による書類選考の評価を大きく左右する要因です。書類選考では、主に写真があなたのイメージを形成します。採用担当者の中には、写真の印象が悪いだけで「履歴書を読む気がなくなる」という人もいるほどです。
そのため、履歴書において写真は非常に重要になります。
そして、特に写真で注意しなければいけないことは、コンビニなどにある「スピード写真(自動証明撮影機写真)」で撮影した写真は利用しないようにするということです。
スピード写真は、パスポートなどで身分証明をするときには適していますが、履歴書には向いていません。履歴書に使用する写真は、できるだけ写真館などで撮ってもらった写真を使うのが基本です。
また、写真の裏には「氏名」「学校名」を記入します。そうすることで、写真が剥がれてしまった場合にも、誰の写真であるかを示すことができるのです。
学歴・職歴欄
基本情報の下は、学歴・職歴欄が用意してある履歴書がほとんどです。高卒で介護職になる場合には、学歴・職歴欄に記載する内容は少ないですが、決して気を抜かないようにしてください。
・学歴欄の注意点
学歴欄には、まず1行目の真ん中に「学歴」と記載するようにしましょう。
そして、高卒で就職する場合の学歴欄では、現在通っている高校に関しては「卒業見込み」と記載してください。履歴書で「在学中」と書くのは、アルバイトへ応募するときなどです。
また、記載する学歴は、就活の場合には中学校から書くようにしましょう。さらに、学校名を正式名称で書ことが重要です。
例えば、高校は「○○高校 卒業」ではなく、「○○高等学校 卒業」と書くのが正しいです。その他にも、「府立 ○○高等学校」ではなく「大阪府立 ○○高等学校」といったように、都道府県名を省略することも避けるようにしましょう。
そして、年月は元号または西暦で統一するようにしてください。学歴・職歴欄における具体例を以下に記します。
| 年 | 月 | 学歴・職歴など |
|---|---|---|
|
学 歴 |
||
| 2009 | 3 | 中央区立 ○○中学校 卒業 |
| 2009 | 4 | 私立 △△高等学校 入学 |
| 2012 | 3 | 私立 △△高等学校 卒業見込み |
基本的に年月の後には、「年」や「月」を記載する必要はありません。
・職歴欄の注意点
基本的に、高卒から就職する場合には、職歴欄は「なし」で大丈夫です。在学中のアルバイトは、職歴にならないため書く必要はありません。
趣味・特技欄
履歴書における趣味・特技欄は、あなたの自己PRをするポイントでもあります。特に、高卒の場合には過去の職歴がないため、趣味・特技欄は、あなたをアピールするための重要なスペースになります。
そして、趣味・特技欄にはあなたの「人となり」を表すような内容を記載することがポイントです。
採用担当者は、趣味・特技欄の内容からあなたの「人となり」をイメージします。そのため、趣味・特技欄には、あなたをイメージしやすいような内容を記載することが大切です。
例えば、あなたの趣味が読書であれば「読書」とだけ記入するのではなく、「読書 小説や自己啓発書、心理学に関する本など、ジャンルに問わず読んでいます」というように、具体的な内容まで記載すると良いでしょう。
一般的に、趣味・特技欄を重視する採用担当者は少ないです。ただ、このように他の応募者とは一味違った書き方をしておくと、採用担当者に評価されやすくなります。
資格・免許欄
また、資格・免許欄には、就職先とは直接関係のない資格でも記載した方が無難です。
例えば、「普通自動車運転免許」は、一見すると介護とは関係ない資格のように思えるかもしれません。しかし、介護職では利用者の送迎などを任せられる職場が多いのです。そのため、普通自動車運転免許なども書いておいた方がよいでしょう。
もちろん、「介護職員初任者研修」や「福祉住環境コーディネーター」「サービス接遇検定」など、介護の仕事に直接関係がある資格は必ず記載するようにしてください。その他、現在勉強中の資格に関しても書いておくようにしましょう。
資格・免許欄における書き方の例を以下に記します。
| 年 | 月 | 資格・免許・専門教育 |
|---|---|---|
| 2012 | 3 | 普通自動車運転免許 取得 |
| 2013 | 4 | 介護職員初任者研修 取得予定 |
| サービス接遇検定 勉強中 |
ここでも、学歴・職歴欄と同じように、「年」「月」は記載する必要はありません。また、資格名は正式名称を書くようにすることが大切です。
志望動機・自己PR欄
志望動機と自己PR欄は、履歴書の中でも採用担当者が最も重要視する部分です。特に、職歴がない高卒者の場合、志望動機と自己PRで履歴書の評価が決まるといっても寡言ではありません。
そして、高卒で介護職へ就職する際の志望動機・自己PRには、いくつか意識すべき点があります。少なくとも、以下の3点には注意するようにしましょう。
・応募の理由、貢献できることを明確に記載する
志望動機では、まず「なぜその職場を選んだのか?」「入職して何がしたいのか?」ということを記載しなければいけません。さらに、入職後にあなた自身が施設に対して「貢献できること」を明記することが大切です。
例えば、以下のような例文であれば、これら3つを含む志望動機になります。
|
高齢者の転倒予防に力を入れている貴施設を志望します(なぜ選んだのか?)。私の祖母は転倒して骨折をした経験があります。そして、その後にリハビリを頑張ったものの、杖を離せない状態となりました。その経験から、高齢者の転倒予防に関わる仕事をしたいと考えるようになったのです(何がしたいのか?)。 そして将来的には、貴施設を介して地域の高齢者に向けた「転倒予防教室」を実施できればと考えています(貢献できること)。 |
このように志望動機には、職場を選んだ理由と入職後に行いたいことを明記するようにしましょう。
・精神論は避ける
高卒者に限らず、志望動機や自己prに精神論的な表現を使用する人は少なくありません。例えば、「一生懸命頑張ります」「とにかく貢献できるように努力します」といったような表現です。こうした精神論的な表現は、抽象的であり、採用担当者に嫌われる傾向があります。
そのため、履歴書に限った話ではありませんが、就活時にはできる限り精神論的な表現は避けるようにしましょう。
・ストーリー性を持たせる
志望動機や自己PRに、ストーリー性を持たせると、より採用担当者から評価される可能性が高いです。
例えば、先ほど挙げた例文でいうと「私の祖母は転倒して骨折をした経験があります。そして、その後にリハビリを頑張ったものの、杖を離せない状態となりました。」という部分がストーリーになります。以下に、ストーリーがある場合とない場合での違いを記します。
ストーリーあり
|
高齢者の転倒予防に力を入れている貴施設を志望します。私の祖母は転倒して骨折をした経験があります。そして、その後にリハビリを頑張ったものの、杖を離せない状態となりました。その経験から、高齢者の転倒予防に関わる仕事をしたいと考えるようになったのです。 そして将来的には、貴施設を介して地域の高齢者に向けた「転倒予防教室」を実施できればと考えています。 |
ストーリーなし
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高齢者の転倒予防に力を入れている貴施設を志望します。私は、以前から高齢者の転倒予防に関わる仕事をしたいと考えていました。 そして将来的には、貴施設を介して地域の高齢者に向けた「転倒予防教室」を実施できればと考えています。 |
人は誰でも、ストーリー性のある話には、共感するものです。そのため、エピソードを加えてストーリー性を持たせると、採用担当者の心に響く志望動機・自己PRになります。
就活で成功する面接のポイント
高卒者における就活時の面接は、大学入試の面接とは違います。当然ながら、採用担当者は、応募者を学生としてではなく社会人として面接します。そのため、大学入試に伴う面接よりも厳しくなるのです。
そこで以下に、高卒から介護職へ就職する人における面接のポイントを記します。
面接時の格好
高卒からの就活時は、学校指定の制服を使用するのが基本です。そして、以下に記すポイントだけは押さえておくようにしましょう。
・ズボンのスソに汚れ、ほつれ、破れがない
・全体的にヨレがない(クリーニングしたものを使用する)
・靴下は学校指定のもの、もしくは白で長いものを使用する
・ベルトは黒か茶色のものを使用する
・シャツは第一ボタンまで閉める
・髪は黒色で清潔感のある髪型にする
・基本的に化粧はしない
以上の点を意識するだけでも、面接時の格好でマイナス評価を受けることを避けられます。
面接時で避けるべき言動
就活の面接時には、避けるべき言動があります。そのことを意識しておくだけでも、採用担当者に良い印象を与えることになります。
例えば、入室時にドアを2回(もしくは3回)ノックすることは基本です。逆に、ノックせずに入室することは避けなければいけません。また、片手でドアを開け閉めすることもマナー違反となります。
その他にも、高卒者で行いやすい不適切な言動についてまとめます。
・動作を同時に行う(「ドアを閉めながら挨拶をする」など)
・姿勢が悪い(「背中が丸まっている」「椅子の背もたれにもたれかかっている」など)
・足を広げて座る(女性は脚を完全に閉じて、男性は肩幅より少し狭い程度広げておくのが基本)
・声が小さい、逆に大きすぎる
・若者言葉を使わない(「やばい」「全然大丈夫です」「超~」「マジ」「~ッス」など)
こうした言動は、面接における評価を大きく左右することになるため十分注意してください。
介護の面接で行われやすい質問
面接を受ける前には、ある程度質問内容を予測して、回答を考えておくことが大切です。特に、面接当日は緊張しているため、質問に対して上手く答えられない人が少なくありません。そうならないためにも、面接で聞かれやすい質問は把握しておき、自分なりの答えを用意しておくようにしましょう。
以下に、高卒者における介護就職の面接で行われやすい質問について記します。
・志望動機
志望動機は、必ず面接時にも聞かれるものです。そして面接時には、履歴書の内容をさらに詳しく問われることになります。
例えば、「貴施設が実施している転倒予防に興味がある」と履歴書に書いていると、「具体的にどのような取り組みに興味がありますか?」「あなたが転倒予防に興味を持ったきっかけは何ですか?」といったように、履歴書に書いた内容を深堀されるのです。
そのため、面接前には履歴書に書いた志望動機を見直して「どのような質問がされるのか」ということを予測しておくようにしましょう。また当然ながら、履歴書に記載した内容と面接での回答に矛盾が生じないようにすることが基本です。
・高校での思い出
高卒者に対しては、高校での思い出を聞かれることが多いです。ここでは、あなたが純粋に楽しかったことを述べて問題ありません。
ただ、「楽しかった」というよりは「○○が学べた」という言い方にした方が、採用担当者に評価されやすいです。
例えば、体育祭について話すのであれば「クラスのみんなと協力できて楽しかった」ではなく、「クラスメイトと協力して作業を行うことで、チームワークの重要性を実感しました」というように述べることができれば、他の応募者と差を付けることができます。
・なぜ介護業界を選んだのか?
介護事業の採用担当者は、「なぜ介護業界に就職するのか?」ということを気にします。それは、介護業界は低賃金で重労働であることが関係して、短期間で辞めてしまう人が多いためです。
例えば、違う業界から介護職になった人の中には、1週間も続かずに退職するような人も存在します。そうなると、現場には非常に迷惑がかかります。
そうしたことを避けるためにも、応募者の介護に対する志を確認する採用担当者が多いのです。特に高卒者であれば、「就職先が無かったから」「何となく」といった気持ちで介護業界に就職する人も少なくありません。
そのような応募者を選別するために、「なぜ介護業界を選んだのか?」という質問が行われます。
そのため、面接前には「あなたの介護に対する気持ち・思い」を明確にしておくことが大切です。
・自己PR
自己PRも、面接の場面では必ず問われる内容です。高卒者の場合は、社会人としての経験がないため、仕事に関するスキルをアピールすることはできません。
そのため、高卒者は、部活での成績や所有している資格、自分自身の長所などをアピールするようにしましょう。そして、自分の長所などの主観的な内容を述べる際には、それを裏付けるような体験や、両親などからかけられた言葉などを加えると、より信頼性が増します。(ストーリー性をつける)
以下に自己PRで長所を述べる際の例文を記します。
|
私の長所は、何事も最後まで諦めずにやり抜く気持ちを強く持っていることです。 例えば、高校入試のときには、入試1ヶ月前の時点で、担当の先生から現状では合格が難しいから希望校を変えた方が良いと提案されました。しかし、私はどうしてもその高校に入りたかったため、そこから1ヶ月間諦めずに寝る間を惜しんで必死に勉強した結果、希望の高校に合格することができました。 |
このように、自己PRにストーリー性を持たせることで採用担当者を共感させることができ、高い評価を受けることにつながるのです。
・社会人としての抱負
高卒者の場合、初めて社会人として働くことになります。そのため「どんな社会人になりたいのか?」という社会人としての抱負を聞かれることが少なくありません。
このときの回答は、1~3年先といったように、近い将来のイメージで問題ありません。
また、「会議の場で自分の意見をはっきり述べれるようになる」「指示されなくても積極的に行動できるようになる」など、組織に所属する者としてのセンスがあるような内容であると、採用担当者に高い評価を受けることになるでしょう。
高卒から介護就職を成功させる就活のポイント
高卒の人が就活をする際には、いくつか押さえておくべきポイントがあります。特に、初めての就活で不安を持っているときには、以下に記すポイントを意識するだけでも、就活で成功できる可能性は高くなります。
高卒における介護の求人事情
介護業界では、慢性的な人手不足となっている職場が少なくありません。そのため、常に求人を出しているところも多いです。その中で、「高卒・無資格・未経験でもOK」という求人もたくさんあります。
例えば、ある介護の求人サイトで「無資格」という条件で検索すると、全国で1300件に近い求人が出ています。また、未経験というキーワードであれば、3000件を超える求人が見つかるのです。
つまり、介護業界では「無資格・未経験でも良いから人材が欲しい」と考えている職場が多く存在するのです。
そして、無資格・未経験の中でも、高卒者を好んで採用するような職場もたくさんあります。それは、「高卒者は社会人経験がないため教育しやすいということ」や、「若く体力がある」「高齢者に若い人の元気を与えて欲しい」という理由などからです。
このように、介護業界における高卒者の求人は、簡単に見つかりやすいのが実際です。
一人で就職活動しない
ここまで述べたように、高卒者は介護の求人を見つけやすい傾向にあります。ただ、高卒から就職する際には、一人で就活をしないことが大切です。それは、高校生のほとんどは、就職活動を経験したことがないからです。
そのため、一人で就職活動を行うと、上手く就職先が見つからないだけでなく、就活に失敗することになりかねません。
例えば、一人で就職活動を行ったばかりに、求人票の情報だけから就職先を決めてしまい、いわゆる「ブラック企業」に入職してしまった人もいます。また、良い職場の求人が見つかって応募したのはいいものの、履歴書や面接で失敗して不採用となってしまった人も少なくありません。
こうしたことを避けるためにも、特に高卒から介護業界へ就職する際には、一人で就活をしないように注意してください。
転職サイトを活用する
高卒から就職する際には、学校の先生を頼る人がほとんどだと思います。ただ、介護業界に就職する場合には、学校の教員ではなく介護職専門の転職サイトを活用することをおススメします。
転職サイトとは、無料で利用できる転職支援サービスです。登録すると、担当のアドバイザーが付いて、あなたの就職・転職活動をサポートしてくれます。
転職サイトには「転職」という言葉が付くため、「高卒で就職活動の人はダメではないのか?」と思う人は多いです。確かに転職サイトの中には、新卒者をサービスの対象外としている会社もあります。ただ、介護専門の転職サイトには、新卒者の就職活動も対象としている会社が多いのです。
学校の教員で、介護業界に関して詳しい人は少ないです。そのため、学校の先生を頼っても、紹介してもらえる求人数は限られています。
また、介護職に就職する場合には、履歴書や面接で押さえておくべきポイントが、一般的な会社とは異なります。当然、そのことを理解している教員はほとんどいません。
それに対して介護専門の転職サイトのアドバイザーであれば、介護業界の求人案件をたくさん抱えているため、多くの求人を紹介してもらえます。
さらに、経験豊富なアドバイザーは介護業界の事情に詳しいので、求人先の内部事情を教えてもらえたり、介護業界における履歴書・面接のポイントを指導してもらったりすることができるのです。
このように、高卒で介護業界への就職を考えている場合には、介護専門の転職サイトを活用することをおススメします。
就職してから資格を取る
ここまで述べたように、介護業界へ就職するときには、学校の先生ではなく介護業界の専門である転職サイトのアドバイザーを頼ることが大切です。また、高卒から介護職に就職する人に対して介護専門の転職サイトをおススメする理由は他にもあります。
それは、介護職専門の転職サイトの中には、サービスを利用して就職した人に対して「資格取得支援サービス」を実施している会社が存在するということです。
つまり、就職をサポートしてもらえるだけでなく、介護資格の取得も支援してもらうことができるのです。
例えば、介護専門の転職サイトである「かいご畑」には、「キャリアアップ支援制度」というサービスがあります。この制度を利用することで、資格取得まで勉強をサポートしてもらえるだけでなく、資格を取るまでに必要な費用を負担してもらえるのです。
そのため、転職サイトを使って就職した後にこうした制度を活用すれば、働きながらお金をかけずに介護資格を取得することができます。
このように、資格取得支援サービスがあることも、高卒から介護職に就職する人に転職サイトの利用をおススメする理由の一つです。
高卒で無資格・未経験の人におススメの転職サイト
高卒から介護職に就職する人には、介護専門の転職サイトを活用することをおススメします。ただ、全ての介護転職サイトが、高卒者を対象にしているわけではありません。そのため、高卒からの介護就職で転職サイトを利用するときには、登録する転職サイトを選別することが大切です。
具体的には、無資格・未経験の高卒者でも利用できる介護専門の転職サイトには、「カイゴジョブ」「ミライユキャリア介護」「きらケア派遣」の3つがあります。これら3つは、高卒者の就職サポートも実施している会社です。
ただ当然ながら、介護専門の転職サイトといっても、それぞれに特徴があります。
例えば、カイゴジョブは、介護業界でも有名な転職・求人サイトであり、幅広い求人案件を扱っています。また、ミライユキャリア介護は、全国対応で無資格・未経験者の転職支援をしています。そしてきらケア派遣は、その名の通り派遣紹介に力を入れている会社です。
このように、一言で転職サイトといっても、会社によって力を入れているサービスが異なるのです。
そのため、転職サイトを有効に活用するためには、まずは自分に合った転職サイトを見つけることが重要になります。また転職サイトは、1社だけでなく少なくとも2~3社に登録して平行に活用することが大切です。そうすることで、それぞれの転職サイトの強みを良いとこ取りすることができます。
転職サイトの有効な活用方法については、「転職サイトを上手く利用する方法」を参考にしてください。
今回述べたように、高卒から介護職へ就職する際には、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
確かに、高卒からでも介護職の求人はたくさんあるため、就職先は簡単に見つかるでしょう。ただそうした中でも、求人探索や履歴書、面接などに対して正しい知識を持っていないと、就職活動で失敗することになります。
そうならないためにも、以上に述べた点だけでも押さえておくようにしましょう。
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コメント
コメント一覧 (4件)
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