介護職のうつ病事情について徹底解説:具体的な診断・解消方法
介護士や介護福祉士、ケアマネージャー(ケアマネ)、精神保健福祉士、社会福祉士などの介護職者がかかりやすい病気の一つに「うつ病」があります。
何だか体がだるくて仕事に行きたくない……
○○さん(スタッフ)と会うのが嫌で出勤したくない……
いつまでこの低賃金重労働を続けなければいけないだろう……
このような気持ちを持っている人は、うつ病を発症する要因を抱えています。
介護でうつというと「家族の介護が負担となって、うつ病を発症する」というケースを想像する人が多いはずです。実際、家族を介護している人の4人に1人がうつ病になっていることが報告されています。
ただ、家族だけでなく、介護施設で働く介護職員がうつ病になるケースも多いのです。
そして、うつ病は放っておくと最終的に「自殺」につながる怖い病気です。そのため、介護職者は早期にうつ病を発見し、できるだけ早く対処を行うことが大切になります。
そこで今回は、「介護職のうつ病事情」について解説します。ここでは、うつ病の概要や介護職者のうつ病事情、うつ病の自己診断法、うつ病の解消法について述べていきます。
うつ病の症状
うつ病は、早期発見早期対処が重要です。そしてそのためには、まずはうつ病の原因や症状などについて、ある程度理解しておかなければいけません。
うつ病とは
うつ病とは、脳の働きに何らかの問題が生じて、抑うつ感や、興味または喜びの消失、意欲の低下などが生じる病気です。
誰であっても、気分の落ち込みや抑うつ感を一度は経験したことがあるはずです。ただ、うつ病の場合は一時的なものではなく、1日のほとんどの時間でそうした症状を感じることになります。そして、その状態が2週間以上も続くことになるのです。
その結果、仕事や日常生活に支障が出るようになると、うつ病と診断されるのです。
実際に、うつ病の診断として利用されている「DSM-4」における大うつ病エピソードの診断基準には、「ほとんど1日中、ほとんど毎日」「全て、またはほとんど全ての活動における」「同じ2週間の間に存在」といった言葉が使われています。
このように、うつ病とは気分の落ち込みや抑うつ感が一定期間持続して、それが原因で仕事や日常生活に支障が出ているような状態だといえます。
うつ病の症状
うつ病の症状は、精神的な症状と身体的な症状の2つに分けられます。以下に、それぞれの症状についてまとめます。
精神的な症状 | 身体的な症状 |
---|---|
・抑うつ、気分が重い、気分が沈む、悲しい、不安 ・イライラする、元気がない、集中力がない、好きなことでもやりたくない ・細かいことが気になる、自分を責める ・とにかくマイナス思考、死にたくなる、眠れない |
・食欲がない、体がだるい、疲れやすい、性欲がない ・頭痛、肩こり ・動悸 ・胃の不快感 ・便秘 ・めまい ・口渇感 |
うつ病の原因
うつ病の主な原因はストレスです。ストレスが積み重なって、あなたの許容範囲の限界を超えたときにうつ病は発症します。
ストレスを受けると、人間の体は初めはそれに抗するような反応を起こします。例えば、ストレスを感じたときには血圧が上昇しますが、これは体がストレスに対抗するために起こす反応です。このときには、イライラなどはするものの、まだストレスに対して抵抗できているような状態です。
ただ、こうした状態が一定期間続くと、体は疲弊してしまいストレスに抗することができなくなります。その結果、ストレスが加わっても血圧が上がったり、イライラしたりといった反応が起こらなくなり、最終的にうつ病となるのです。
このように、うつ病はストレスが持続的に加わることで、体が疲れて反応できなくなることが原因で発症します。
介護職者がうつ病になる原因
ここまで述べたように、うつ病を発症する原因はストレスにあります。
そして、介護職者におけるうつ病の原因となるストレスには、さまざまなものがあります。その中でも「職場内の人間関係」「利用者との人間関係」「労働環境」の3つは、介護職者のうつ病が発症する原因となりやすいものです。
職場内の人間関係
介護職者には、経営者や上司、同僚などとの人間関係トラブルが原因でうつ病を発症する人は少なくありません。
実際に、介護労働安定センターの「介護労働実態調査(平成25年に実施)」では、介護職者が退職した理由として「人間関係の問題」が最も多いことが明らかになっています。
以下の表は、介護労働実態調査によって報告されている、介護職者が退職した理由のトップ10です。
やめた理由 | 全体に対する割合(%) | |
1位 | 職場の人間関係に問題があったため | 26.6 |
2位 | 法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため | 22.7 |
3位 | 他に良い仕事・職場があったため | 18.8 |
4位 | 収入が少なかったため | 18.3 |
5位 | 自分の将来の見込みが立たなかったため | 15.9 |
6位 | 新しい資格を取ったから | 10.0 |
7位 | 結婚・出産・妊娠・育児のため | 8.5 |
8位 | 人員整理・推奨退職・法人解散・事業不振等のため | 6.4 |
9位 | 家族の介護・看護のため | 4.6 |
10位 | 自分に向かない仕事だったため | 4.1 |
*複数回答あり
そして、一言で人間関係の問題といっても、介護現場で起こりやすい人間関係トラブルにはさまざまなものがあります。
例えば、「同じ職場の看護主任に性格がキツイ人がいて、その人からパワハラされた」「他職員から陰湿な嫌がらせなどのイジメを受けた」といったことは、介護職者の中でも経験をしたことがある人は多いはずです。
このような職場内でのパワハラやイジメといった人間関係トラブルは、介護職者がうつ病を発症する原因の一つといえます。
利用者との人間関係
利用者との人間関係トラブルは、介護職者だからこそ起こる問題です。こうした利用者との人間関係が原因でうつ病を発症する可能性もあります。
具体的には、利用者からの暴言・暴力・架空話のでっち上げ・暴力行為(メガネ破損)などは、介護現場で起こりやすい問題です。例えば、「バカやろう」「これがおまえの仕事なのか」「高いお金払ってるんだぞ」「こんなまずい飯が食えるか」といった暴言を受けることもあります。
こうした利用者との人間関係トラブルは、介護職者の大きなストレスとなり、うつ病発症につながる可能性があるのです。
労働環境
介護職は、重労働低賃金の仕事です。こうした労働環境に対してストレスを抱え、うつ病となってしまう人も少なくありません。
例えば、何年勤めても給料が上がらないことに対して「このままこの職場で介護職を続けていて老後は大丈夫なのだろうか?」というように、介護職の給料に関して不安を感じている人は多いです。そして、その不安がストレスとなって、うつ病の発症につながります。
その他にも、介護職者がうつ病を発症する原因となる労働環境には、以下のような例が挙げられます。
・連続夜勤
・夜勤明け残業
・休日の呼び出し
・委員会業務
・サービス残業(レクレーションなどの準備など)
こうした労働環境の問題がストレスとなって、うつ病を発症する介護職者もいるのです。
介護職とうつ病の現状
これまでは、うつ病の概要について解説してきました。ここからは、介護職者における「うつ病による休職・退職の現状」「うつ病による労災認定の実際」について記します。
休職・退職状況
独立行政法人 労働政策研究・研修機構によって実施された「職場におけるメンタルヘルス対策に関する調査(2012年)」によると、医療・福祉における職場の76.6%でメンタル不調者がいることが明らかになっています。これは、産業別の中で最も高い値です。
例えば、離職率が高い宿泊、飲食サービス業では、メンタル不調者がいる事業所の割合は59.5パーセントとなっています。このことを考えると「いかに医療・福祉の現場にメンタル不調者が多いのか?」ということがわかります。
また、医療・福祉の事業所における34.4パーセントで、過去1年間においてメンタルヘルスが原因で1ヶ月以上の休職、もしくは退職をした人がいることが明らかになっています。これは、産業別に見ると、情報通信業(55.8パーセント)、学術研究、専門・技術サービス業(35.1パーセント)に続いて高い値です。
そして、こうした休職や退職の原因となったメンタル不調の多くは「うつ病」であることが予測されます。
このように、介護職者が働く医療・福祉の1/3の事業所で、うつ病が原因で休職・退職する人が発生しているのです。
介護職者の精神疾患と労災(労働災害)
うつ病の労災認定に関しては、厚生労働省によって平成23年12月に「心理的負荷による精神障害の認定基準」が定められました。そして、精神障害による労災認定を受けるための要件は以下の3つになります。
・認定基準の対象となる精神障害を発病
・認定基準の対象となる精神障害の発病前おおむね6か月の間に、業務による強い心理的負荷が認められること
・業務以外の心理的負荷や個体側要因により発病したとは認められないこと
うつ病は、ここでいう「認定基準の対象となる精神障害」に含まれています。
また、うつ病発症の原因が業務による強い心理的な負担であることが、労災認定のポイントとなります。業務による強い心理的ストレスと業務以外の心理的ストレスには、以下のような例が挙げられます。
業務による心理的ストレス | 業務以外による心理的ストレス |
---|---|
・業務内において悲惨な事故や災害の体験、目撃した ・業務内において重大な人身事故、重大事故を起こした ・会社の経営に影響するなどの重大なミスを犯した ・会社で起こった問題に対して責任を問われた ・業務に関連した違法行為を強要された ・達成困難なノルマが課された ・顧客や取引先から無理な注文を受けた ・大きな説明会や公式の場での発表を強いられた ・上司が不在となり、その代行を任された ・1ヶ月に80時間以上の時間外労働を行った ・2週間以上にわたって連続勤務を行った ・退職を強要された ・配置転換、転勤があった ・昇格、昇進があった ・部下の人数が減った ・ひどいイジメ、嫌がらせ、暴行を受けた ・上司や同僚、部下とのトラブルがあった ・上司が変わった ・セクハラを受けた |
・離婚、別居した ・重い病気にかかった ・夫婦のトラブル、不和があった ・妊娠した ・親族が病気にかかった、死んだ ・子どもの入試、進学があった、もしくは受験勉強を始めた ・家族が増えた、減った(子どもが独立した) ・収入が減少した ・住宅ローンを借りた ・天災や火災などにあった ・交通事故を起こした ・引越した ・知人に裏切られた ・失恋、異性関係のもつれがあった ・隣近所とのトラブルがあった |
以上の点を考慮した上で、仕事が原因でうつ病を発症したと判断された場合には、労災が認定されます。
介護職者における労災の現状
平成23年に精神障害による労災の認定基準が定められてから、たくさんの労災請求が行われています。その中でも、介護職の労災認定は非常に多いことが明らかになっているのです。
厚生労働省の報告では、平成27年度に精神障害の請求件数が最も多かった業種として「社会保険・社会福祉・介護事業」が挙げられています。具体的には、1515件の労災補償請求のうち、社会保険・社会福祉・介護事業からの請求が157件となっているのです。
これは、労災請求数が2番目に多い医療業の請求件数である96件を大きく上回っています。ただ、157件のうち実際に労災が認定されて支給されたのは24件のみです。
また具体的な職種でいうと、157件のうち70件が介護サービス職業従事者であり、その中で労災が認定されたのは12件と報告されています。
このように、介護職者には、うつ病などの精神障害が原因で労災認定を請求するケースが多いです。しかし、「介護職者の中で実際に精神障害で労災が認定されるのは、労災認定を請求した人の20パーセント前後である」ということを理解しておくことが大切です。
診断(チェック)方法
うつ病の診断は、いくつかの診断基準を元に行われますが、「DSM-4」が用いられる場合が多いです。そこで以下に、「DSM-4」の診断基準について記します。
A |
以下の症状のうち5つ(またはそれ以上)が同じ2週間の間に存在し、病前の機能からの変化を起こしている。これらの症状のうち少なくとも1つは、(1)抑うつ気分または(2)興味または喜びの喪失である。 注:明らかに、一般身体疾患、または気分に一致しない妄想または幻覚による症状は含まない。 ・その人自身の言明(例:悲しみまたは、空虚感を感じる)か、他者の観察(例:涙を流しているように見える)によって示される、ほとんど1日中、ほとんど毎日の抑うつ気分。 注:小児や青年ではいらだたしい気分もありうる。 ・ほとんど1日中、ほとんど毎日の、すべて、またはほとんどすべての活動における興味、喜びの著しい減退(その人の言明、または他者の観察によって示される)。 ・食事療法をしていないのに、著しい体重減少、あるいは体重増加(例:1カ月で体重の5%以上の変化)、またはほとんど毎日の、食欲の減退または増加。 注:小児の場合、期待される体重増加がみられないことも考慮せよ。 ・ほとんど毎日の不眠または睡眠過多。 ・ほとんど毎日の精神運動性の焦燥または制止(他者によって観察可能で、ただ単に落ち着きがないとか、のろくなったという主観的感覚でないもの)。 ・ほとんど毎日の易疲労性、または気力の減退。 ・ほとんど毎日の無価値観、または過剰であるか不適切な罪責感(妄想的であることもある。単に自分をとがめたり、病気になったことに対する罪の意識ではない)。 ・思考力や集中力の減退、または決断困難がほとんど毎日認められる(その人自身の言明による、または、他者によって観察される)。 ・死についての反復思考(死の恐怖だけではない)、特別な計画はないが反復的な自殺念慮、自殺企図、または自殺するためのはっきりとした計画。 |
---|---|
B | 症状は混合性エピソードの基準を満たさない。 |
C | 症状は、臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。 |
D | 症状は、物質(例:乱用薬物、投薬)の直接的な生理学的作用、または一般身体疾患(例:甲状腺機能低下症)によるものではない。 |
E | 症状は死別反応ではうまく説明されない。すなわち、愛するものを失った後、症状が2ヶ月を超えて続くか、または、著名な機能不全、無価値感への病的なとらわれ、自殺念慮、精神病性の症状、精神運動制止があることで特徴づけられる。 |
こうしたDSM-4の診断基準から、以下のような症状が毎日あり2週間以上続いている場合には、うつ病を疑う必要があります。
・抑うつ気分や空虚感 ・興味や喜びを感じなくなった ・食欲の減退、増加 ・不眠または睡眠過多 ・疲れやすさ ・無価値感、過剰もしくは不適切な罪悪感 ・集中力の減退 ・自殺企図 |
以上に記した症状が当てはまる場合には、専門医を受診するようにしましょう。
うつ病の解消方法
介護職者が、うつ病を疑った場合には、早期に対処することが大切です。そこで以下に、介護職者がうつ病の問題を解消する方法について記します。
病院を受診する
うつ病は早期に発見して早期に対処しなければ、手遅れになってしまう可能性がある病気です。そうならないためにも、うつ病を疑った場合には、まずは専門医を受診することが大切です。
病院でうつ病の診断を受けると「認知行動療法」や「対人関係療法」「抗うつ薬療法」などの治療が実施されます。その人の症状に合った治療が適切に選択・処方されれば、うつ病が改善される可能性もあります。
ただ、一言でうつ病と言っても、人それぞれ原因や病気の程度が異なるため、一般的な経過を述べられないのが現状です。
そうはいっても、あなたがうつ病を疑った場合には、まずは病院を受診するようにしましょう。
自分で解消する
うつ病を克服するためには、病院を受診して治療を受けるだけでなく、あなた自身で行えることを実施することも大切です。もちろん、何もする気にならないときは、無理に何かを行う必要はありません。
ただ、あなた自身でできることを実施すれば、うつ病はより快方に向かうようになるはずです。
例えば、うつ病のときには、ネガティブな話を聞くと、実際以上にマイナスに捉えてしまいがちです。そうしたことから、暗い話題のニュースなどを避けるようにすることは、うつ病を悪化させないために有効となります。
また、カラオケや読書、映画鑑賞など、自分が好きなことに集中することもストレスの解消につながり、うつ病を快方に向かわせることになります。
その他にも、以下のようなことは、あなた自身が行なえるうつ病の解消法として有効である可能性があります。
・土いじり(家庭菜園)
・軽い運動(ウォーキング、ジョギングなど)
・日光浴
・友人や家族との会話
・瞑想
このように、うつ病を解消するためには、あなた自身が行えることに取り組むことも重要です。ただ、うつ病に対して何か対策を実施する際には、病院で医師のアドバイスを受けながら実施するようにしましょう。
転職する
もしあなたが病院で治療を受けたり、自己解消法を実践したりしても、うつ病の原因が職場のストレスである場合には、転職しなければうつ病を解消できないようなケースも少なくありません。
もちろん、職場のストレスが原因であっても、ストレス自体が大きなものでなかったり、上司に話をすることで問題が解消できたりするようなときには、転職する必要はありません。ただ、うつ病の原因が職場のストレスである場合、転職した方が良いケースがほとんどです。
例えば、劣悪な労働環境が原因でうつ病になった場合に、経営者や上司にその話をしても、問題が解消しないことが多いでしょう。また、人間関係トラブルが原因である場合にも同様です。
このように、職場で起こる問題の多くは、簡単に解消できるようなものではありません。そのため、職場のストレスが原因でうつ病を発症した場合には転職することをお勧めします。
ただ、うつ病が原因で転職する際には、さまざまなことに注意しなければいけません。
例えば、労働環境や人間関係を意識して転職先を探さなければいけません。もし、労働環境や人間関係に問題がある職場に転職してしまったら、せっかく転職したのに、再びうつ病を発症する可能性があるのです。
また、転職時の面接において前職場の退職理由を聞かれた場合には、その答え方などにも注意しなければいけません。あなたの不自然な回答が原因で、不採用となることもあります。
そうした事態を避けるためにも、うつ病が原因で転職するときには、介護職者専門の転職サイトを活用することをお勧めします。転職サイトに登録すると、担当のアドバイザーが付いてあなたの転職活動をサポートしてくれます。
こうした専門のアドバイザーに転職先を探してもらうことで、労働環境や人間関係に問題を抱えている職場への転職を避けることができるのです。
またアドバイザーには、これまでにも精神的な問題で転職した人をサポートした経験を持っている人も多くいます。そうした経験を生かして、適切なアドバイスをもらえる可能性もあるのです。
このように、職場のストレスが原因でうつ病を発症した場合には、転職サイトを使って転職するのがお勧めです。
今回述べたように、介護職者で職場のストレスが原因でうつ病を発症して、悩んでいる人は少なくありません。そうした際には、できるだけ早く診断を受けて早期に対処することが大切です。
そして、職場のストレスが原因である場合には、働いている職場を転職することも重要になります。
職場のストレスが原因でうつ病に悩まされている場合には、ぜひ転職サイトを使ってストレスの少ない職場への転職を成功させるようにしましょう。
介護関連職者が転職を行うときは、転職をサポートしてくれる転職サイトを有効に活用することであなたに適した求人と出会うことができるようになります。
自分ひとりで求人の探索を行っても、数ある求人情報から自分に合った求人を見つけることは難しいです。また、どれだけ頑張っても2~3社へのアプローチが限界です。さらに、給料面や休日などの労働条件を交渉することは現実的ではありません。
転職サイトに登録して専門のコンサルタントに依頼すれば、100社ほどの求人からあなたに最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設、企業との条件交渉まで全て行ってくれます。
ただ、当然ながら転職サイトによって対応やサービス内容は異なります。例えば、電話だけの面接で済ませる会社があれば、必ず直接会って面接するところもあります。また、地方の求人に強い会社があれば、都心部の求人を多く抱えている会社もあります。
転職サイトを活用する際には、こうしたそれぞれの転職サイトの特徴を理解しておくことが大切です。以下のページで介護職者におススメの転職サイトにおける特徴を解説しています。それぞれの転職サイトの違いを学んだ上で利用することで、転職での失敗を防ぐことができます。
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転職サイトを活用することは、転職で成功するために有効な手段です。ただ、転職サイトは使い方を間違えると、転職で失敗することにつながります。そのため、転職サイトの有効な活用方法を理解しておくことが大切です。
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転職サイトを活用する際には、それぞれの転職サイトにおける特徴を理解した上で、あなた自身に適した転職サイトを利用することが大切です。介護職者に特化した転職サイトを比較・検討した上で、登録する転職サイトを決めましょう。
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