介護士が抱えやすいストレスの原因と具体的なチェック・発散法

 

介護士として働く中で、仕事に対してストレスを感じている人は少なくありません。ここでいうストレスとは、精神的なストレスはもちろんのこと、肉体的なストレスも指します。

 

例えば、職場の人間関係におけるストレスで悩んでいる人もいますし、仕事中の腰痛に対してストレスを感じている人もいます。そして中には、こうしたストレスが原因で体調を崩し、最終的に介護士の仕事を辞めるケースもあります。

 

そうしたことを避けるためにも、まずは現状のストレス度合いをチェックすることが大切です。また、介護士に起こりやすいストレスの原因やその発散法(ストレスマネジメント)について学ぶことで、ストレスに悩まされないようになります。

 

そこで今回は、「介護士が抱えやすいストレスの原因と具体的なチェック・発散法」について解説します。

 

介護士がストレスをチェックする方法

介護士がストレスを解消するためには、まずは自分自身が抱えている「ストレスの程度」を知ることが大切です。

 

中には、相当のストレスを受けているにも関わらず、ストレスを自覚していない人もたくさんいます。そしてそうした人たちは、ストレスによって体調が崩れて病院へ行ったときに、初めて自分がストレスを抱えていたことに気付くのです。

 

そうしたことを避けるためにも、自分自身で定期的にストレスチェックを実施することが大切です。

 

ストレスチェックは、厚生労働省が提唱している「ストレスチェック実施プログラム」を使って行うことができます。実際のプログラムを使用しなくても、簡易票に記された57項目の質問に4段階で答えることで、現在のストレス状況を予測することが可能です。

 

職業性簡易ストレス調査票を以下に記します。

 



 

*厚生労働省 「職業性簡易ストレス調査票」

 

基本的には、これらを合計した点数によってストレスを数値化します。ただ、質問票Aの1〜7、11〜13、15と、質問票Bの1〜3は、点数が高いほどストレスが低いことになります。そのため、これら14項目においては、「1 → 4」「2 → 3」「3 → 2」「4 → 1」のように、数値を逆に変更して計算しなければいけません。

 

そして、以下に記す2つのいずれかの条件を満たす場合には、現在高いストレスを受けている状況にあると考えられます。

 

1 質問票Bの合計点数が 77 点以上であること
2 質問票AとCの合算の合計点数が76点以上であり、なおかつ質問票Bの合計点数が 63 点以上であること

 

こうしたストレスチェック票を活用することで、簡単にあなた自身でストレスチェックを実施することができます。ただ当然ながら、以上のチェック票で該当しなくても、ストレスを受けている介護士はたくさんいます。

 

そのため、ストレスチェック票はあくまで目安にすることが大切です。

 

そうはいっても、以上に記した条件を満たしている場合には「高い確率で強いストレスを受けている可能性がある」と考えて良いでしょう。

 

介護士に溜まりやすいストレスの原因

介護士が溜め込みやすいストレスは、大きく「肉体的なストレス」「精神的なストレス」「職業・仕事内容に対するストレス」の3つに分類することができます。

 

そこで、介護労働安定センターの「介護労働実態調査」をもとに、それぞれのストレスについて解説します。

 

肉体的なストレス

介護士が抱えやすいストレスの中でも肉体的ストレスは、介護士という仕事を辞める原因となりやすいものです。実際に、現場で働く介護士が肉体的なストレスを感じる原因としては、以下の3つが挙げられます。

 

 ・人手が足りない
介護業界には、慢性的な人手不足に悩まされている職場が少なくありません。そのような状況になると、当然ながら職員一人にかかる負担は大きくなります。

 

例えば、「調理スタッフが不足している」という理由で、介護士が調理場に入り食事の準備をするような職場も存在します。また、人員不足で入浴介助スタッフの人員が少なく、最低でも介助に3人は必要である利用者の入浴介助を、2人で実施しなければいけないような職場も多いです。

 

さらに、人手不足の問題は「有給休暇や休憩の取りにくさ」という不満に発展します。実際に、介護現場で働く人には、人員不足が原因で有給どころか昼休憩すらほとんど取れていない人もいるのです。

 

このように、人手が足りないことが原因で仕事がハードになり、肉体的な疲労が溜まる介護士はたくさんいます。

 

 ・腰痛や体力不足に悩まされている
介護士の仕事は、入浴介助やおむつ交換、利用者の移乗など、体に負担がかかる業務が多いです。また、介護度が高く体格が良い利用者の介助を行うときには、どれだけ介護技術が高くても体には大きな負荷がかかります。

 

こうしたことから、腰痛や体力(力)不足などが原因で生じる肉体的なストレスに悩まされている介護士も少なくありません。

 

 ・労働時間が長い、不規則である
介護士の中には、夜勤で働いている人も多くいます。そして、夜勤における介護士の勤務時間は、10数時間を超えるようなケースも少なくないのです。

 

例えば、二交代制の勤務時間であれば「17時から夜勤に入り、翌朝9時に帰宅」という職場もあります。そうなると、実質16時間も拘束されることになるのです。さらに、夜勤で働いていると、拘束時間の問題ではなく不規則な勤務となることが原因で生活リズムが崩れてしまいます。

 

このように、労働時間の長さや不規則な勤務時間によって肉体的な負担を感じている介護士も多いです。

 

精神的なストレス

介護士の中には、精神的なストレスを抱えている人も少なくありません。そして、精神的なストレスが原因で「うつ病」などの状態になる人もいます。

 

以下に、介護士が精神的なストレスを感じることになる原因について記します。

 

 ・人手が足りない
既に述べたように、介護の現場には慢性的な人手不足に悩まされている職場がたくさん存在します。

 

そして、人手が足りないことが原因で、介護士としての仕事が満足に行えないことに対して、精神的なストレスを感じている人は少なくありません。

 

例えば、介護士として入職したにも関わらず、「人手不足のために事務に回されて、介護の仕事ができなくなった」という人もいます。また、介護士としての仕事はできているけれども、人手不足で「一人の利用者に十分な時間を取ることができない」ということに対してストレスを感じている介護士も多いです。

 

このように人手不足の問題は、肉体的なストレスだけでなく精神的なストレスにも影響しています。

 

 ・有給休暇が取りにくい
また、先ほども述べたように、介護施設の中には人手不足によって有給休暇が取れないような職場が多く存在します。そして、何年も有給休暇を消化することができずに、何十日という有給休暇が未消化となっている人もたくさんいるのです。

 

こうした休みの取りにくさが原因で、精神的なストレスを感じている介護士も少なくありません。

 

 ・夜勤時に緊急事態が起こらないか不安がある
夜勤で働く人の中には、夜勤時の緊急な対応に不安を抱えている人も多くいます。夜勤になると、日中のように他のスタッフがいないため、何かあった際には一人で対応しなければいけません。

 

例えば、介護施設を利用している人の中には、認知症が原因で夜間に徘徊するような利用者もいます。そして、夜間徘徊中に転倒してしまった場合には、当然ながら夜勤の介護士が対応しなければいけません。

 

また、利用者が夜間に体調不良を訴えられた場合にも、夜勤の介護士が状況を判断して行動する必要があります。

 

このように夜勤時には、予想外のことや緊急事態が発生する可能性が高いのです。こうした夜勤中の対応おける不安が原因で、精神的なストレスを感じている介護士も少なくありません。

 

 ・雇用が不安定である
介護士が働く介護施設のほとんどは、介護報酬によって経営が成り立っています。ただ、介護報酬は非常に不安定であり、国の方針で急に報酬額が引き下げられることも多々あります。介護報酬が下がるということは、施設における利益が減るということです。

 

そうした現状があるため、介護施設には経営難となっている職場も多く存在します

 

そのため、介護施設で働く介護士の中には、賞与が支給されなかったり、職場が潰れてしまって急に仕事が無くなったりするような人もいるのが現状です。

 

こうした雇用の不安定さに対して、精神的なストレスを感じている介護士も多くいます。

 

職場・仕事内容に対するストレス

介護士の中には、職場や仕事内容に対してストレスを感じている人も少なくありません。特に、雇用条件に関して不満を抱えている介護士は多いです。

 

 ・仕事内容のわりに賃金が低い
介護士の仕事は、利用者の介護が主な業務になります。そして、こうした介護は、他の仕事と比較してもハードです。

 

また、介護士の仕事は医療ではないといっても、利用者の命に関わるような仕事になります。

 

例えば、高齢である利用者に準備体操も行わずに激しい運動を指導してしまうと、心臓に過剰な負担がかかって心臓発作を起こしてしまう可能性があります。他にも、移乗中に転倒させてしまったら、骨折につながることもあるのです。

 

このように、介護士は非常に責任が重い仕事だといえます。ただ、介護士の給料は多職種と比較して安いのが現状です。

 

そのため、介護士の中には「行っている仕事内容の割りには給料が安い」という不満をもっている人も少なくありません。

 

 ・感染症や怪我などに対して不安がある
介護の仕事をしていると、病気を患っている人と接する機会が多くなります。そして、患者様や利用者から感染症がうつってしまう可能性もあるのです。

 

また既に述べたように、介護士は体に負担がかかる業務がたくさんあります。そうした中で、ひざや腰を痛めたり、介護士自身が転倒して怪我をしたりするようなケースも存在します。

 

こうした、感染症や怪我などに対して不安を抱えている介護士も多くいるのです。

 

 ・不払い残業がある、多い
先ほど述べたように、介護事業所の中には、経営が上手くいっていない職場が少なくありません。そして、そうした事業所の中には、残業代が不払いになっているようなところも存在するのです。

 

こうした不払い残業も、介護士がストレスを感じる要因の一つです。

 

 ・職務として行う医的な行為に不安がある
介護士の中には、職務として行う医的な行為に対して不安を抱えている人も多く存在します。ここでいう医的な行為とは、経管管理栄養や膀胱洗浄、褥創管理などを指します。

 

基本的に医的な行為は、医師もしくは医療従事者(医師の指示の下)のみ実施できるものです。

 

しかし実際には、医的な行為と同じようなことを介護士が行っている現状があります。特に、浣腸や導尿、人工肛門の管理などは、医的な行為ではないとされており、介護士でも行うことが可能です。

 

さらに、介護士が実施できる医的な行為は、年々増えています。例えば、痰の吸引等は、2011年を境に介護士であっても一定の研修を受ければ、医師の指示の下に行えるようになりました。

 

ただ、介護士がこうした医的な行為を実施したことが原因で起こる事故が少なくないのも現状です

 

こうしたことからも、医的な行為に対する不安が原因で、精神的なストレスを感じている介護士も少なくありません。

 

 ・正規職員になれない
介護士の中には、パート(非常勤)や派遣として働いている人も多く存在します。そうした人たちの中には「できれば正社員として雇用されたい」と考えている人も少なくありません。

 

しかし、既に述べたように介護事業所には、経営が不安定である施設が多いのが現状です。そのため、パートや派遣から正社員になれる人は限られています。

 

このように、なかなか正社員になれないことも、多くの介護士が抱える不満の一つです。

 

介護士が溜まったストレスを発散する方法

ここまで述べたように、介護士はさまざまな原因によって起こるストレスを抱えやすい状況にあります。そして介護士の中には、ストレスを「仕方がないもの」として放っている人がいるのも事実です。

 

しかし、介護士が抱えているストレスを放置してしまうと、最終的に怪我や病気の発症につながり、介護士を辞めることになる可能性もあるのです。そうしたことを避けるためにも、ストレスは早期に発見して発散させることが大切です。

 

そこで以下に、介護士が溜まったストレスを発散するためのストレスマネジメント法を記します。

 

肉体的なストレスの解消法

肉体的なストレスが溜まり過ぎると、疲労や腰痛などが原因で、介護士として働くことができなくなる可能性があります。そして、介護士が肉体的なストレスを予防・発散するためには、主に「体力をつける」「介護技術を高める」という2つの方法がおススメです。

 

 ・体力をつける
当然のことですが、介護士が体力をつけることは、仕事によって生じる肉体的な負担を減らすことになります。

 

そして、介護士が体力をつけるためには、運動を習慣化することが大切です。ただ、仕事が忙しのに無理して運動を実施することは避けるようにしましょう。

 

そのため、まずは休日に数十分間ウォーキングをしたり、買い物にできるだけ歩いていったりするなど、負荷が小さな運動を習慣化することが大切です。その他にも、就寝前や起床後にストレッチを行うことも有効な運動です。

 

運動に慣れてきたら運動量を徐々に増やしていくようにすれば、無理なく体力をつけることができます。

 

また、体力をつけるためには、運動と同じくらい休息が大切です。そして、休息の中でも特に睡眠時間を十分に確保することが重要になります。そのため、夜にテレビを見ていたり、スマホを触っていたりするような人は、まずはそうした無駄な時間を減らして早く寝るようにしましょう。

 

このように、睡眠時間を確保しながら無理のない範囲で運動を習慣化していくことで、仕事でかかる肉体的なストレスを解消することができます。

 

 ・介護技術を高める
介護の仕事では、利用者や患者様を介護するため、そのことが原因で腰やひざなどに大きな負担がかかってしまう場合も少なくありません。ただ、介護士で腰痛などを発症している人の多くは、介護技術が未熟であるために体への負担が大きくなっている人がほとんどです。

 

例えば、利用者を移乗する際には、体を密着させて主に足の力を使うとスムーズに移乗することができます。ただ、介護技術が未熟な人は、体を密着させずに腕や腰の力を使って無理やり移乗させようとします。

 

こうした誤った介助方法で介護を行うことが原因で、体に大きな負担がかかり腰痛などを発症することになるのです。

 

そのため、介護技術を高めることは、介護士にかかる肉体的なストレスを減らす有効な手段の一つになります。

 

精神的なストレスの発散法

肉体的なストレスは、腰痛やひざの痛みなど、わかりやすい症状として出現するため、問題の早期で気付かれやすいです。それに対して精神的ストレスによるダメージは、問題が深刻にならないと症状が表に出ません。そのため、「気付いたときにはかなり重症化していた」というケースが多いのです。

 

こうした精神的なストレスを予防・発散するためには、「ストレス耐性を高める」「運動を実践する」「気分転換を行う」という3つの対策が有効です。

 

 ・ストレス耐性を高める
ストレス耐性を高めるとは、「ストレスの影響を受けにくいようにする」ということです。肉体的ストレスに対して体力を付けるのと同じように、精神的ストレスに対しても、「抗ストレス力」を高めることで、精神的なストレスを受けても、体に問題が生じないようになります。

 

例えば、もともとの抗ストレス力が50だったとします。そうした場合、70の精神的ストレスを受けてしまうと、受け切れなかった分の20は体にダメージとして蓄積されることになります。これが、同じように70の精神的ストレスを受けても、抗ストレス力が80であれば、体にはダメージが残らないのです。

 

このように、ストレスに対する耐性を高めることで、精神的ストレスによる悪影響を防ぐことができます。

 

そして、ストレス耐性を高めるためには、体力(心肺機能)を高めることが有効です。つまり、有酸素運動を行って体力を向上させることは、肉体的なストレスだけでなく、精神的なストレスによる負担も防ぐことにつながります。

 

有酸素運動の具体的な方法としては、心拍数(脈拍)が110を超えないような軽負荷のウォーキングやジョギング、水中ウォーキングなどがお勧めです。こうした運動強度が高くない運動を、週に2回(できれば3〜5回)、1日20〜30分程度行うことで、確実に体力を向上させることができます。

 

また有酸素運動を行う際には、以下の点を意識すると、より高い効果が得られます。

 

・自覚的にきついと感じない、息があがらない
・毎日行っても苦痛にならない
・長く続けることができる

 

以上に述べたように、有酸素運動には精神的なストレスに対する耐性を高める効果もあることを知っておいてください。

 

 ・運動を行う
精神的なストレスを発散するためには、運動が有効であることが明らかになっています。特に有酸素運動と呼吸法、ストレッチなどは、体をリラックスさせる効果が高い運動です。

 

その中でも水中ウォーキングは、有酸素運動だけでなく水圧によるリラックス作用も発揮されるため、非常にストレスを和らげる効果が高い運動です。また、運動不足の人であっても、水の浮力によってひざや腰などに対する負担が軽減されるため、体を痛める心配もいりません。

 

そして、もし水中ウォーキングや散歩など、外出して運動を行う余裕がない場合には、ストレッチや呼吸法を実施するようにしましょう。

 

ストレッチは、「気持ち良さ」を感じるのであれば、体のどの部位で行っても良いです。ただ、特にリラックス効果が高いのは、背骨と骨盤のストレッチになります。また、呼吸法としては腹式呼吸をお勧めします。

 

そこで以下に、背骨と骨盤のストレッチ、腹式呼吸の方法について簡単に記します。

 

 ・背骨の運動1

 

 1. 仰向けで両ひざを立て、両手を横に広げます。
 2. 息を吐きながら、両ひざを左右どちらかに倒します。
 3. 息を吸いながら、両ひざを起こし、1の姿勢に戻ります。
 4. 反対も同様に行い、10回程度繰り返します。

 

 ・背骨の運動2

 

 1. 椅子に座って、足を軽く広げます。
 2. 片手を反対の膝(ひざ)の上、もう一方の手で椅子の後ろの縁をつかみます。
 3. 息を吸いながら背中を伸ばします。
 4. 息を吐きながら、手の力で椅子をつかんだ方に体を捻じります。
 5. 体を正面に戻して、1〜4を片方5回程度繰り返します。

 

 ・骨盤の運動

 

 1. 仰向けで両足を伸ばした状態になります。
 2. 両手で片ひざを抱え、同側の胸に引き付けます。
 3. 息を吸いながら引き付け、吐きながら少し足を戻します。
 4. 1〜3を片方10回ずつ、左右両方行います。

 

 ・腹式呼吸

 

 1.仰向けになります。
 2.口をすぼめて、8秒かけてゆっくり息を吐き出します。このとき、下腹を息を吐くタイミングに合わせながら引っ込めます。  
 3.鼻から4秒かけて息を吸います。このとき、下腹を息を吸うタイミングに合わせながら膨らまします。
 4.息を4秒止めます。
 5.2〜5を5分程度繰り返します。

 

以上に記した運動を実施すれば、体がリラックスするためストレスが発散されます。もちろん、あなた自身が楽しめるスポーツなどがあれば、そうしたスポーツを思いっきり行うことも、ストレスを発散するためには有効です。

 

 ・気分転換を行う
あなたが没頭できるような趣味を持っているのであれば、そのことに打ち込む時間を作ることでストレスを発散できます。

 

また、もし趣味がないのであれば、「音楽を聴く」「アロマを焚く」「マッサージを受ける」といった、普段しないようなことを行い気分転換をすることも有効です。可能であれば、仕事を忘れることができるようなものが好ましいです。

 

このような気分転換を定期的に実施できれば、仕事でたまったストレスをリセットすることになり、ストレスが蓄積することを防げるようになります。

 

職場・仕事内容に対するストレスの解消法

職場や仕事内容に対するストレスを解消するためには、「職場(上司など)に交渉する」という方法が有効です。つまり、上司などに現状を伝えて、業務内容や雇用形態、給料を変えてもらうということです。

 

ただ、雇用形態や給料に関しては、交渉によって状況を変えることは容易なことではありません。もちろん、あなたが会社の売上に対して高く貢献しているのであれば、交渉によって希望を聞き入れてもらえる可能性はあります。しかし、このように交渉が上手くいくケースは稀です。

 

それに対して、仕事内容などに不安がある場合には、上司に相談することで問題が解消する可能性が高いでしょう。

 

このように、職場や仕事内容に対してストレスを感じている場合には、上司に交渉することも有効な手段になります。

 

転職する

ここまで述べたように、介護士がストレスを解消するためには、さまざまな方法があります。例えば、肉体的な負担を減らすためには、体力をつけたり介護技術を高めたりすることが有効です。

 

ただ、肉体的負担に関していえば、どれだけ体力や介護技術を高めても、それ以上に仕事の負担が大きければ、肉体的なストレスを解消することはできません。当然ながら、介護士の中には、体力や介護技術の向上を図る余裕がない人もいるはずです。

 

例えば、小さい子どもを育てているような人は、休みの日でも運動をする時間を取ることは難しいです。そうした場合には、介護技術に関する講習を受けるような時間も確保できない可能性が高いでしょう。

 

また、精神的なストレスや職場・仕事内容に対するストレスに対しても同様です。たとえ今まで述べたような対処法を実践しても、問題が解消できない人はいるはずです。

 

そうした場合には、転職して職場を変えることも、有効な手段だといえます。

 

具体的には、有料老人ホームなど、利用者や患者様の介護を行う必要がないような職場であれば、体への負担を減らすことができます。そして、大手が運営しており経営が安定していたり、デイサービスなどで夜勤がなかったりするようなところであれば、仕事によってかかる精神的なストレスは少なくなります。

 

もちろん、業務内容が異なる職場へ転職すれば、現在抱えている職場や仕事内容に対するストレスも減ることになります。

 

このように、介護士がストレスをどうしても発散できないような場合には、転職を検討することが有効です。ただ介護士の中には、転職しても転職先の職場で同じようなストレスを抱えるような人も少なくありません。転職前に想像していた状況と実際に相違が生じて、いわゆるミスマッチが起こってしまうのです。

 

そうなると、せっかく転職したにも関わらず、またストレスを受けながら仕事をすることになります。

 

そうしたミスマッチを防ぐためには、介護士専門の転職サイトを活用することが有効です。転職サイトを利用することで、専門のアドバイザーが仲介に入るため、ミスマッチが生じる可能性は限りなく低くなります。

 

そのため、もしあなたがストレスを解消できずに転職を検討する場合には、転職サイトを活用するようにしましょう。

 

今回述べたように、介護士が抱えるストレスには、人それぞれでさまざまな原因があります。そして、こうして仕事で生じたストレスは、あなた自身で予防・解消することができます。

 

ただ、以上に記した解消法を実施しても問題が解決できない場合には、転職することも検討することが大切です。また、転職する際には、転職サイトのアドバイザーを有効に活用して、転職後のミスマッチだけは避けるように注意しましょう。


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