介護福祉士が腰痛を予防すべき理由と対処法・対策:介護転職

 

介護福祉士の中で多くの人が持つ悩みの1つに「腰痛」が挙げられます。介護福祉士に限らず、介護職者で腰痛を患っている人は少なくありません。介護福祉士は、利用者の介護を行うことが主な仕事であるため、どうしても腰にかかる負担は大きくなります。

 

腰痛は、介護職者だけでなく他の職種であっても悩んでいる人が多くいます。ただその中でも介護職者は、腰痛があることで介護の仕事を行うことができなくなり、介護職以外へ転職しなければいけなくなる可能性があります。

 

そして、特に介護職歴が長くなるほど腰痛を患う可能性は高くなります。そのため、介護職を長く行っていくためには、仕事を始めたうちから腰痛発症の予防を意識しておくことが大切です。

 

そうすることで、腰痛を防ぐことができ、介護福祉士として長く働くことができるようになります。

 

そこで今回は、「介護福祉士が腰痛を予防すべき理由と対処法・対策」について解説します。

 

腰痛による問題

腰痛は、介護福祉士に限らず日本人の多くが悩まされている問題です。

 

一言で腰痛といっても、「起床時だけに痛みを感じる」「長く歩くと少し痛む」「常に腰が痛い」など、痛みの程度はさまざまです。ただどのような腰痛であっても、症状が出ている限りは、何かしらの対策を取らず放置していると痛みが悪化する可能性が高いです。

 

そして、介護福祉士が腰痛を発症すると、仕事に大きな影響を及ぼします。

 

介護福祉士の主な仕事は、利用者の介護になります。当然、働く場所によっては介護賦度が高い人の介助を行うこともあります。そうなると、利用者を抱えなければいけないようなときには、腰へ大きな負担がかかります。

 

例えば、全く立ち上がることができないような利用者で、車椅子を使っている人であれば、トイレへの移乗時に介護福祉士がほとんど全介助のような形で利用者を抱える必要があります。

 

その際に腰痛があって、介護時に痛みが出ると、痛みで力が入らず利用者を転倒させてしまう可能性があります。また、腰痛が強ければ、そもそも介助自体が行えないようになります。

 

その結果、できる仕事自体が限られてきます。そして、特に介護の仕事内容は、基本的に腰へ負担が大きいものが多いため、最終的に介護の仕事を辞めなければいけなくなる人も少なくありません

 

実際に、腰痛は介護職者が他の業界へ転職を考える大きな要因の1つです。

 

このように、介護福祉士の中には腰痛に悩んでいる人が多くいます。そして、腰痛があると、仕事を満足に行えないだけでなく、介護職を辞めなければいけなくなる可能性があることを理解しておいてください。

 

特に、家計を支える男性で、長く介護職を行いたいと考えている人は、腰痛には十分注意しなければいけません。

 

腰痛を予防する対処法・対策

介護福祉士の中には、腰痛に悩まされて他の業界への転職を考える人が少なくありません。そのため、介護職として長く働くためには、腰痛を予防・解消することは非常に重要なことになります。

 

そして、介護福祉士が腰痛に悩まされないようにするためには、腰痛が発症する前、もしくは痛みが軽い時期から対策を行っておかなければいけません。そうすることで、「腰痛が原因で他職種へ転職しなければいけない」という事態を避けることができます。

 

具体的な腰痛対策としては、主に「介護技術を高める」「自分自身でケアを行う」という2つが挙げられます。

 

介護技術を高める

確かに介護福祉士は、利用者を抱えるなどの動作が多いため、どうして腰へ負担がかかりやすいです。ただ、適切な介助方法を行っていれば、腰痛の発症は防ぐことができます。

 

例えば、利用者の立ち上がりを介助する際などに、介助者であるあなたと利用者の体が離れた位置で介助を行うと、あなたの腰にかかる負担は非常に大きくなります。基本的に介助を行う際には、介助者と利用者の体はできるだけ密接していた方が、介助者の体にかかる負担は小さくなります。

 

また他にも、介助時の手の使い方や動作の誘導方法など、適切な介助方法を行うことで腰にかかる負担は大きく減らすことができます。

 

このように介護福祉士は、利用者の動作改善だけでなく自分自身の体を守るためにも、日々、介護技術を高めるように努力する必要があります。そうすることで、腰痛の発症を予防でき、長く介護職として働くことができます。

 

セルフケアを行う

介護福祉士が腰痛を予防するためには、介護技術を高めることが大切です。ただそうはいっても、寝不足などで体の調子が悪い場合には、いくら介護技術が高くても腰痛を発症してしまうことがあります。

 

そうしたことを避けるためには、あなた自身で体のケアを行うことが重要になります。

 

具体的には、ストレッチなどの柔軟体操を日課として行うことをお勧めします。特に、腰を中心とした背骨の柔らかさを保つことで、腰痛を予防・解消することができます。

 

こうしたことを提案すると「毎日ストレッチする時間なんてない」という人もいます。ただ、毎日たった10分程度のストレッチを行うだけで、腰痛に悩まされることなく仕事ができ、なおかつ介護職という仕事を辞めなければいけないリスクを減らせると考えると、その程度の時間は作れるはずです。

 

テレビを見る時間を減らしたり、10分早く起きたりするだけで、腰痛が発症する可能性を大きく減らすことができます。そのため、ぜひ介護福祉士の方は、1日10分程度でいいので、セルフケアを行う時間を作るようにしてください。

 

以下に、具体的な運動の例を4つ記します。

 

 ・胸椎の運動1


 

1、仰向けで両ひざを立て、両手を横に広げます。
2、息を吐きながら、両ひざを左右どちらかに倒します。
3、息を吸いながら、両ひざを起こし、1の姿勢に戻ります。
4、反対も同様に行い、10回程度繰り返します。

 

 ・胸椎の運動2

 

1、椅子に座って、足を軽く広げます。
2、片手を反対の膝の上、もう一方の手で椅子の後ろの縁をつかみます。
3、息を吸いながら背中を伸ばします。
4、息を吐きながら、手の力で椅子をつかんだ方に体を捻じります。
5、体を正面に戻して、1〜4を片方5回程度繰り返します。

 

 ・腰椎の運動1

 

1、椅子に座って、約90°足を広げます。
2、息を吐きながら力を抜き、背中全体を丸めます。
3、 息を吸いながら、へそを前に突き出すようにして腰を伸ばします。
*このとき、胸を張るのではなく、骨盤と腰を動かすように意識して下さい。
4、1〜3を1分程度繰り返す。

 

 ・腰椎の運動2

 

1、椅子に座って、約90°足を広げます。
2、頭の後ろで手を組み、胸を張ります。
3、腰を前に突出し、背中を伸ばします。
4、3の姿勢を維持したまま、息を吐きながら体を横に倒します。
5、息を吸いながら、体を3の姿勢に戻します。
6、反対も4、5を行い、左右10回ずつ繰り返します。

 

以上の運動を毎日行うことで、腰痛発症のリスクを大きく減らすことができます。また、すでに腰痛がある場合には、痛みの無い運動だけを行う、もしくは腰痛が出ない範囲で行うようにしてください。

 

今回述べたように、腰痛は介護福祉士としての仕事寿命を縮める原因になる可能性がある問題です。そのため、介護福祉士は腰痛の予防を行うことが大切になります。そして、介護福祉士が腰痛を予防するためには、「介護技術を高める」「日々、体のケアを行う」ということが大切になります。

 

このようにして、腰痛発症を予防することで、腰痛に悩まされることなく、長く介護福祉士として働くことができるようになります。


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